恋した相手は男子高校生兼少女漫画家!?「月刊少女野崎くん」《漫画感想》
こんにちは。ようやく紹介したい漫画一覧に戻りまして、今日は少女漫画家の男子高校生に恋する少女とその周りのドタバタを描くコメディ漫画「月刊少女野崎くん」を紹介します。
漫画紹介
作者 椿いづみ
出版社 スクウェア・エニックス
掲載サイト ガンガンONLINE
レーベル ガンガンコミックスONLINE
発表期間 2011年8月25日 - 連載中
巻数 既刊9巻(2017年8月現在)
あらすじ
浪漫(ろまん)学園に通う女子高生・佐倉千代は勇気を振り絞り、かねてより想いを寄せていた隣のクラスの男子生徒、野崎梅太郎に告白を決意する。ところが野崎は、女性の筆名で少女漫画雑誌に連載を持つプロの漫画家という、もうひとつの顔を持っていた。
「月刊少女野崎くん」をおすめする理由
ことの発端
ことの発端が面白いです(笑)。
勘違いの極値。
緊張して、「ファン」だと告白してしまった千代。
いきなり部屋にお持ち帰りされ、覚悟を決めたとき野崎が話題の少女漫画だと知る。
人間関係が面白い
この漫画、野崎を漫画家と知っている人と知らない人とでの勘違いがとても多いです。
メインキャラたちの紹介《↑での位置》
野崎梅太郎 (のざき うめたろう)《中央》
人気少女マンガ家。「夢野咲子」というPNで「月刊少女ロマンス」に「恋しよっ♥」という作品を連載中。乙女心を繊細に描写するマンガ家として有名だが、本人自身は鈍感でデリカシーに欠ける。
佐倉千代 (さくら ちよ)《←3》
野崎に片思いをする女子高生。告白したはずが勘違いされ、何故か野崎のマンガアシスタントになる。少女マンガ好き。美術部に所属しており、その技術は野崎にも評価されている。
御子柴実琴 (みこしば みこと)《→3》
言動や見た目はチャラついているが、本来の性格は健気でデリケート。
野崎の「恋しよっ♥」のとあるキャラのモデル。
瀬尾結月 (せお ゆづき)《←2》
佐倉のクラスメイト。空気を読まない言動で、周囲の人間の反感を買ってしまうことが多い。本人は無自覚で、むしろ自身の性格を気遣い屋だと思っている。
裏の顔を知っている人は一部。
鹿島遊 (かしま ゆう)《→1》
演劇部に所属する女子。キザな台詞を日常生活で使用する。そのため女生徒に非常に人気が高く、女子でありながら「学園の王子様」の異名を持つ。
堀政行 (ほり まさゆき)《→2》
演劇部部長。演技力は高いのだが、身長が低いため主役を張れず、現在は大道具を担当している。サボり魔でトラブルメーカーの鹿島を指導する際は、暴力も辞さない。
若松博隆 (わかまつ ひろたか)《←1》
バスケ部所属の1年生。中学校時代もバスケ部に所属しており、同じ部活の先輩野崎に憧れていた。バスケの練習試合の際、瀬尾のラフプレーのせいで不眠症が悪化。繊細な心の持ち主。
Q、 何人が野崎を漫画家と知っているでしょうか?
A、 漫画でご確認ください
最後に一言(感想など)
はい、アニメから入った作品です。
これも当時ダークホース枠でした。
そしてアニメをきっかけに千代ちゃんはかわいいパラスとして有名になりました。
基本4コマ漫画なので毎回鋭いオチがあります。
ギャグスタイルとしては芸人のアンジャッシュを想起する勘違いとすれ違いのオンパレード(笑)。
そして登場人物もガンガン増え、その分の勘違い成分も増えていくため、カオス状態です。
もちろん↑のメインキャラ以外にもどんどん登場します。
それぞれのキャラクターに見せ場や秘密があるのが面白いですね。
登場人物相関図とか作ったらすごいことになりそう。
アニメ
2014年に全12話でアニメ化してました。
千代ちゃんかわいいし、オリジナルストーリーの最終話がいい。