≪漫画感想≫「彼方のアストラ」Twitterでも話題に!緻密な構成で描かれるSFミステリー
※追記 2019/02/05
アニメ化決定! まさかの完結から1年たってのアニメ化発表。
いろんな賞でランクインもしてましたし、面白漫画街道まっしぐら!
アニメは最後まで絶対やってくれるでしょ! 超々期待。
P.S ミステリなのでネタバレ怖い人は細心の注意を払うように!
↓は未読の方向けの記事となっておりますのでご安心を
こんばんわ。あけましておめでとうございます。
2018年一発目は2017年の年末に完結した、突如遠く宇宙の彼方に飛ばされた少年少女たちが力を合わせて帰還を目指すSFミステリー「彼方のアストラ」を紹介します。
大晦日の記事で「彼方のアストラ」は最終巻が出てきてから紹介すると約束したな。
「あれは嘘だ。」( ・`ω・´)キリッ
↓件の記事
mattarimangasyoukai.hatenablog.jp
実はTwitterで最終回を読んだ完結記念のツイート見てたら我慢できなくなったので5巻分の内容をジャンプ+で課金して読みました(笑)。
近未来技術を含んだSF作品でもあり、前作「SKET DANCE」のようなコメディ要素と熱い展開を見せてくれ、そして緻密なミステリーでもあるこの作品。
序盤の内容で面白さを伝えていきたいと思います。
漫画紹介
作者 篠原健太
出版社 集英社
掲載サイト 少年ジャンプ+
レーベル ジャンプ・コミックス+
発表期間 2016年5月9日 - 2017年12月30日
巻数 既刊4巻(2017年8月現在)
話数 全49話
あらすじ
西暦2063年、ケアード高校の生徒たちは、教師に引率されて惑星マクパに向かい、そこで生徒たちだけで5日間を過ごす惑星キャンプに向かう予定だった。
宇宙旅行の末、キャンプ地に到着した9人のメンバー。
しかし教師が去り、ロッジに移動する途中で、奇妙な球体が現れ、興味本位で球体に触れた生徒の姿が消えてしまった。逃げる生徒たちだったが、追いかけてくる球体に全員飲み込まれてしまう。気が付くと彼らは宇宙空間に身ひとつで投げ出されていた。
ひとまず近くにあった宇宙船に逃げ込むが、そこはキャンプ地から遥か5千光年離れた宇宙の彼方だった。救助は絶望的な状況で、生徒たちはお互いの力を合わせてサバイバルしていくことを決意する。
「彼方のアストラ」をおすすめするポイント
宇宙の彼方で漂流!?
宇宙渡航が一般的になってきた時代。
学校の課題で惑星キャンプで無人惑星を訪れたB5班の9人は、ロッジに向かう途中謎の光の玉に呑みこまれてしまう。
突然宇宙空間に飛ばされたB5班。その先で偶然見つけた宇宙船に逃げ込んだ9人はそこで、衝撃の事実を知る。
3カ月かかる道のりで船に備蓄できるのは20日分の水と食料のみ。
しかし、絶望に浸る中で20日ずつ惑星を経由して母性に帰るルートが見つかる。
宇宙を旅するサバイバルが今始まる!
9人のメンバーたち
宇宙の彼方で遭難してしまったB5班。
生き残るため積極的に協力するものもいれば、協力に消極的な人たちも…。
しかし、未知の惑星でのサバイバルはトラブルの連続です。
みんなの特技や連係プレーで乗り切るにつれてお互いのことが見え始めてきます。
そして、彼らの秘密や心に抱える思いがどんどん明らかになっていく。
しかしリーダーとなった熱血漢カナタや、天然天真爛漫娘アリエスを中心にお互いを認めあい、友達そして仲間としてのきずなを深めていきます。
王道の少年漫画的展開で熱い!
最初は9人とも把握しなくてもかまいません。彼ら一人一人を掘り下げるストーリーがあるため、段々好きになって行きましょう!
未知の惑星の冒険
食料と水を確保するため様々な未知の惑星を旅する一行。
その星ならではの生態系や、景色を経験しながらサバイバルするシーンも楽しい!
当然危険もありますが、みんなの力があれば乗り切れる!
ゆるいギャグも
シリアスなシーンもありますが、この作品のいいところはゆるいギャグがちりばめられていて楽しく読めること!
9人のメンバーはひと癖もふた癖もある人ばかりなので、その化学反応が面白いです!。
↓危険生物発見時の反応
↓未知の食材を前にリーダーぽさを発揮しようとして反撃を食らうカナタ
謎
B5班の遭難には大きな謎があります。
- そもそもなんでこの9人が集められたのか?
- 光の玉の正体は?
そして、
- 通信機を壊した裏切り者は?
そしてその解決の糸口となるこの言葉が新たなる波乱を…
最後に一言(感想など)
本ブログで同じ作者の作品を紹介した記念すべき最初の作品となりました!
↓前作の紹介
mattarimangasyoukai.hatenablog.jp
「彼方のアストラ」は前作同様のコメディのよさも含みつつ、話が進むにつれてどんどんどんどん面白くなっていく点が魅力です!
ツイッターの感想で「確かに」、と思った言葉を引用させていただくと、
「『彼方のアストラ』の何がすごいって、読んでる側も言葉を失うくらいのぶっとび衝撃展開がたまにあっても、「考察に考察を重ねていればたどり着けた展開」の範囲なこと。読者がその発想にいたらない誘導も完璧だから、本当に気持ちよく驚かされる。」
とのことです。いやー、的確ですね。(こういう文章が書けるようになればいいなと思います)
特に4巻の衝撃はやばかった。
02/02発売の最終巻5巻楽しみしています!
皆さんも是非読んでみてください!
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