超能力タイムトラベルサスペンス「PSYREN -サイレン-」《漫画感想》
こんにちは。今回は週刊少年ジャンプで大好きだった中二心をくすぐられる作品、「PSYREN -サイレン-」を紹介します。
この作品、作中に出てくる能力がひたすらかっこいい。
あとは設定も面白かったですね。
この前、久々に小説版を読んだので紹介したくなりました。
今回は序盤で明かされる分のネタバレを使用しています。ご注意ください。
てな訳で紹介していこうと思います。
漫画情報
作者 岩代俊明
出版社 集英社
掲載誌 週刊少年ジャンプ
レーベル ジャンプ・コミックス
発表期間 2008年1号 - 2010年52号
巻数 全16巻
あらすじ
西暦2008年の6月某日、夜科(よしな)アゲハは、「PSYЯEN」と書かれた赤いテレホンカードを手に入れる。
その後、赤いテレホンカードで謎の世界・サイレンに行けるという都市伝説に幼馴染の雨宮桜子(あまみや さくらこ)が関わり、失踪したことを知る。
雨宮を探すため、アゲハは赤いテレホンカードを使用してサイレン世界へ行く。サイレン世界でアゲハは、同じく赤いテレホンカードでサイレン世界に来た人々と出会うが、突如現れた禁人種(タヴー)とよばれる怪物に襲われ、人々は次々と殺害されていった。
「PSYREN -サイレン-」をおすすめする理由
サイレン世界
サイレン世界とは荒廃した大地に禁人種(タヴー)とよばれる怪物が徘徊している世界。
サイレンドリフトと呼ばれるテレホンカードからサイレン世界にとんだ参加者は、公衆電話から次の公衆電話までの間を殺されないように旅します。
※注 ↓2巻でわかるネタバレが入ります。
そしてサイレン世界とは未来の日本の姿です。
サイレンドリフトは滅んだ日本を旅し、そこで得た情報から現在で行動し、未来を書き換えていきます。
つまり、
未来の情報を基に、
現代で行動し、
少しずつ破滅に向かう未来を回避していくこと
が目的となります。
この未来の書き換え、予想だにしない行動が重要だったりして、読んでみて面白いです!
能力がかっこいい!
この作品には、荒廃したサイレン世界で覚醒する超能力があり、それぞれが固有の能力を発現します。
このPSI能力がかっこいい!
特に主人公のアゲハの能力の覚醒は熱いし、かっこよかったです。
アゲハの能力「暴王の月(メルゼズ・ドア)」
あと好きな能力は↓ですね。誰のかは教えられませんが(笑)
最後に一言(感想など)
まとめると、
「破滅の未来を回避するためタイムトラベルする超能力漫画」です。
すごく語呂が悪い…。
能力のカッコよさと、敵味方含めたキャラクターが個性的でキャラクターに愛着が持てるタイプの漫画でした。
すごく好きだったのですが、何点か残念な点が。
まずよく言われるのですが、相棒ポジのヒリューの出番が少ないこと。
ヒリューの活躍は途中から終盤まで一切ありません(笑)。
もうちょっと出番増やしてほしかった。
次に序盤の単行本の表紙が簡単なこと。
1巻はよいのですが、二巻からの表紙が人物オンリーで背景まっしろなので残念。
(中盤に治ります)
あとは最後にかなり駆け足なことです。
しかし、上の欠点を差し引いてもそうはいっても「PSYREN -サイレン-」は
激熱なアクションバトルサスペンス漫画です。
ぜひ読んでみてください。
P.S 好きな巻は12巻です。(読んでわかってほしい)
小説版
サイドストーリー
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後日談
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SOWさんの小説素晴らしかったです。
漫画の面白さに引けを取らないので是非!。