魔王城での快眠ライフを目指して「魔王城でおやすみ」《漫画感想》
こんにちはwind(ゲーム名)です。 皆さんは休息を求めるとき、いい環境で寝たいですよね。 今作は魔王城にさらわれた人間の姫が快適な睡眠を目指して城内を自由奔放に駆け回るファンタジーコメディ漫画「魔王城でおやすみ」を紹介します。
漫画紹介 作者 熊之股鍵次 出版社 小学館 掲載誌 週刊少年サンデー レーベル 少年サンデーコミックス 発表期間 2016年24号 - 連載中 巻数 既刊4巻(2017年7月現在)
あらすじ かつて、人と魔が存在していた時代。魔王は人間の姫をさらい、この世を支配しようとしていた。人々は怒り、悲しみ、姫を救うため勇者は旅立つ。そんな中、檻の中で姫は思った。 「寝る以外、することがない。」 安眠を求めて囚われの姫、スヤリス姫(オーロラ・栖夜・リース・カイミーン)は、今日も魔王城で好き勝手するのであった。
「魔王城でおやすみ」をお勧めする理由 姫の眠りへのこだわり さらわれてきた魔王城には娯楽の類がなく、寝ることしかすることがありません。
しかし魔王城は寝具×・寝室×・騒音ありetcと快眠には程遠い環境です。
姫は自らの手での環境改革を決意し、材料を集めに魔王城を駆け巡ります。
不憫な魔物たち 一応姫は人質ということで魔物たちからは危害を加えられません。
が、その逆は別。 姫は材料の入手、寝具の創作のために一切魔物に対して容赦しません(笑)。
その姿は一部の魔物たちから恐れられるほどの躊躇と容赦のなさですが姫は一切気にせず、今日も魔王城を歩き回ります。
ちなみに姫の戦闘力は高く、一端の冒険者程度は瞬殺です。
伝説のアイテムの使い方 姫をさらった張本人である魔王は勇者へのフラグ管理とバランス調整が趣味兼お仕事。 魔王城にはダンジョンなどに仕込む伝説級のキーアイテムが保管されています。
しかし、姫にはそんなこと関係ありません。
伝説の輝く剣は「体内時計リセットのための照明」に、風の力で攻撃を防ぐ盾は「空中に浮かぶベット」にと伝説のアイテムを使いつぶしていきます。
そのたびに魔王はフラグとバランスの崩壊に死にかけます(笑)。
気持ちよく眠れるなら死すら一つの手段 ファンタジーということでこの世界には復活の儀式があり、姫にやられた魔物も回復しています。
そして姫も毒胞子のキノコをベットにしたりなどの睡眠のため結構簡単に死にます(笑)。
寝顔が可愛い 毎回最後に満たされたように眠る姫の顔が可愛い。
最後に一言 姫の可愛い外見とは裏腹に超絶図太い精神と容赦のなさのギャップが面白いと思いました。 でもやっぱり姫の寝顔は可愛い。
あと紹介してませんでしたが姫に懐柔された魔物のでびあくまも可愛いと思います。
P.S 好きな話は43夜 「強襲 でびあくま亜種」です。特に次の話との間のおまけイラストが可愛すぎてやばい(読んだ人には分かるはず)