ゾンビvs不良！戦慄のパニックホラー・アクション「アポカリプスの砦」≪漫画感想≫

　　　　　　　　　　

こんにちは。今回は突如ゾンビがはびこった世界で札付きの不良少年たちが挑むサバイバルを描いたパニックホラー作品「アポカリプスの砦」を紹介します。

パニックホラーと濃密なストーリーをバランスよく取り込み、ドキドキしながらハイテンポで一気に読める作品です。

さらにアクションシーンの迫力がすごい。それではどうぞ。

漫画情報

原作・原案など 蔵石ユウ
作画 イナベカズ
出版社 講談社
掲載誌 月刊少年ライバル　
　　　　→新雑誌研究所、マンガボックス
レーベル ライバルKC（1巻 - 6巻）
　　　　 マガジンKC（7巻 - 10巻）
発表号
2011年10月号 - 2014年7月号
（月刊少年ライバル）
2014年8月19日更新分 - 2015年8月4日更新分
（新雑誌研究所）
2014年2月23日配信分 - 2015年11月9日配信分
（マンガボックス）
発表期間 2011年9月3日 - 2015年11月9日
巻数 全10巻

あらすじ

ゾンビvs.不良!!!!!　監獄を舞台に災厄が最悪を食む!!　

――関東中の不良が集まる更生施設・松嵐（しょうらん）学園に、無実の罪で収監された前田義明（まえだ・よしあき）。暴力渦巻く日々に、義明は絶望感を募らせていく。

そんな中、監内に突如現れたのは死してなお歩き、人を喰らうゾンビだった……！　悪夢のような世界で、不良達のサバイバルが始まる!!　戦慄のパニック・ホラー!!!

「アポカリプスの砦」をおすすめする理由

突如降りかかる災悪

主人公の前田は、札付きの不良が集まる松嵐学園に収監され、不良の中でもさらに目をつけられている４号室の３人と同室となる。

暴力あふれる世界に絶望していた前田の前に、さらなる絶望が現れる。

　　　

　　　

パニックと化した松嵐学園の塀の外はすでにゾンビがあふれる世界だった。

彼らは生き残ることができるのか？

謎の生命体

街に飛び出した４号室の４人の前に現れたのは、巨大なゾンビの山とその頂点に座する生命体。

"それ"はいったい何なのか。

そしてゾンビに支配されたこの世界はどう変化していくのか注目です。

　　　　　　　　　

アクションシーンも迫力満点

　　　　　　　　　

ゾンビがはびこる世界では戦わないと生き残れないこともあります。

素手での戦闘からカーアクション、はたまた銃撃戦まで。

他のゾンビ漫画とは一線を画した血気盛んな少年達だからこその迫力満点のアクションシーンも楽しんでみてください！

最後に一言（感想など）

噛まれたらゾンビ化するという超王道の設定を芯にしていますが、最初に言った通りハイテンポで物語が２転３転するため、飽きたりすることなく楽しめる作品です。

10巻ありますが、たぶん２時間かからないかも。

物語が進むにつれ、様々な人間の思惑や化物との死闘などが重なり、混沌さが増していくのが面白い。

パニックもの、ゾンビものが好きな人たちは言うまでもなく、ハイテンポでハラハラドキドキしたい方にもオススメです。

P.S　好きな巻は4-6巻です。

追記　新作「食糧人間」

既刊2巻(2017年11月現在)

人間を食糧に加工する工場にとらわれた主人公たちの脱出と工場の謎に迫るホラー作品です。また紹介するかも

食糧人類?Ｓｔａｒｖｉｎｇ　Ａｎｏｎｙｍｏｕｓ?（１） (ヤングマガジンコミックス)