4巻発売!いつかきっと死んでしまうすべてに贈る物語「不滅のあなたへ」≪漫画感想≫
こんにちは。4日遅れながら「不滅のあなたへ」の4巻を購入したため今回はこの作品について紹介したいと思います。
「聲の形」の作者が送る、永遠の旅をあなたに!
漫画紹介
作者 大今良時
出版社 講談社
掲載誌 週刊少年マガジン
レーベル 講談社コミックス
発表号 2016年第50号 - 連載中
発表期間 2016年11月9日 - 連載中
巻数 既刊4巻(2017年9月現在)
あらすじ
何者かによって“球”が、この地上に投げ入れられた。情報を収集するために機能し、姿をあらゆるものに変化させられるその球体は、死さえも超越する。ある日、少年と出会い、そして別れる。光、匂い、音、暖かさ、痛み、喜び、哀しみ……。
刺激に満ちたこの世界を彷徨う、永遠の旅が始まった。
これは自分を獲得していく物語
「不滅のあなたへ」をおすすめする理由
『それ』
主人公?、まあ話の中心にある『それ』は、不思議な物体でした。
曰く「ありとあらゆるものの姿を写しとり 変化することができる」というその球体は、まず地表で最初に触れた石となり、やがて生えたコケを写しとり、そのしばらく後に近くで力尽きたオオカミへと姿を変える。
そして『それ』は一人の少年に出会う。
『それ』はなんなのか?だれが創ったのか?何の目的で創られたのか?
そして『それ』どこに向かうのか?
謎だらけです。これからの展開に期待です。
別れそして新しい出会いへ
名も知らぬ少年は雪深い平原でたった一人で暮らしていました。
他の住人は外の楽園を目指して旅立ちました。
そして少年は物言わぬ『ジョアン』に語りながら仲間を追いかけ旅に出ます。
しかし事故で旅は断念し、少年は『ジョアン』に最後の言葉をかけて力尽きる。
そして『それ』は少年の姿を得て歩き出す。まだ確たる自我も意識も持たぬまま、少年がめざいた楽園へ。
そして新たなる出会いへ (2話に続く)
最後に一言(感想など)
「聲の形」の大今先生の作品ということで読み始め、一話の衝撃で購入を決めました。
死にゆく者に対し、不滅である『それ』がどのような旅を送るのか?
この後も新たな出会いや成長がある一方、未知の敵と新たな謎が次々生まれています。
正直、謎が謎を呼ぶ展開が続き、現在でもこの世界についてほぼわかりません(笑)。
そこでついていけなくなっている人もいるようですが、展開が読めず自分は毎巻楽しみに待っています。
3巻までは『それ』を話の中心にしながら、周りの心情を巻き込みながら物語が展開しています。
4巻からはまた趣向が変わりました。
ただいま既刊4巻。簡単に追いつけるので少しでも興味を持ったなら読んでみましょう。